FIA-F4選手権 第3戦 第4戦 富士大会

2019年5月3-4日
FIA-F4選手権 第3・4戦
富士スピードウェイ
第3戦 7位
第4戦 4位

今回の富士大会はチームのホームコースであり、ドライバー自身も走行時間の多いコースなので自信を持ってレースウィークに入りました。練習では、朝と昼で路面温度が大きく変わる状況でしたが、順調にセットアップをしていき、予選に向けて良いマシンを作ることが出来ました。ところが大事な予選ではコース外走行によるペナルティーを受けてしまいました。それでも2レースとも入賞し確実にポイントを取っていくことが出来ました。

【予選】
第3戦 7位(ペナルティーにより3グリッド降格)
第4戦 5位

富士では1.5kmもある長いメインストレートでのスリップ合戦がシビアで、特に予選のタイムを出す時にはタイムアタック前の駆け引きの激しさにびっくりしました。しかしそこは落ち着いてしっかりスリップストリームを使いアタックできました。ヘアピンで譲られてその周がベストタイムでしたので、それがなければポールを十分に狙えたペースでした。ところが四輪脱輪を4回もしてしまいペナルティーで、3グリッド降格…。
残念でしたがタイムは十分出ているのでポジティブな気持ちで決勝1(第3戦)に挑みました。

【第3戦 決勝】7位

お昼頃のスタートなので気温が高く、リアタイヤがすぐにタレやすいF4には厳しい状況でした。またストレートでの向かい風が強くて、スリップストリームがいつも以上に効く感じでした。スタートは良くて5番手まで上がることが出来ましたが、2周目の混戦の中、私の一瞬の判断ミスから9番手まで後退。後半で順位を取り戻して7位で走行し、トップとも遜色ないタイムで周回を重ねてチェッカーを受けました。セクター3では周りのドライバーよりも速かったので次の日の決勝2ではうまく行けば5番手スタートからいけると思いました。

【第4戦 決勝】4位

5番手グリッドから好スタートを決めて4位に上がりました。1周目のストレートでクラッシュがありセーフティーカーが入る展開になりました。後半にタイムが落ちないという自分の武器があったので、セーフティーが入ったことによりレースラップが減るのは残念でした。
セーフティーカーは4周回ったところでクリア、再スタートが切られました。
岡山大会でもセーフティーカースタートは経験済みでしたので、今回は前回の反省を活かすことができて好スタートが決まりました。しかしフロントタイヤがまだ温まりきってなくて大きくアンダーステアが出てしまい5位に後退。その後もタイヤが温まるまでペースを上げることができず6位に後退。終盤にはペースを上げることができ、ストレートで3ワイドからの2台抜きをし開幕戦に続く4位チェッカーとなりました。

【総括】

今回は初めて暑い日の走行だったのでタイヤが垂れることによりグリップの低下や消耗、それに合わせたセットアップなど沢山の経験をさせて頂きました。

またスポンサー様の株式会社シナジー様、TST Solution様、両親、チームのご協力のもと素晴らしい環境の下レースができた事に本当に感謝しています。ありがとうございました。

次戦は鈴鹿です。あの鈴鹿です。
僕にとっては本当に特別な鈴鹿です。
鈴鹿では絶対に結果を出します!

これからも応援宜しくお願い致します。

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