鈴鹿選手権 第3戦

鈴鹿選手権
第3戦
2019年6月23日
TT 1位
予選 1位
決勝 1位

今回はAPGで使わなかった新しい方のシャーシを使用する事になりました。またセットアップの段階では純正シートを装着した状態でのレースウィークとなり、今までの感じとは違った内容になりました。しかし金曜日にチェスカがこれまで使っていたIMAFのシートをテストし、好タイムが出たので僕もIMAFに変えてから調子が良くなりました。

TT 1位
公式練習とTTが5分ずつあったので、公式練習では4分近く待ちました。残り4分のタイミングでアタックに入りました。タイヤのグリップ力がピークのところを掴めていたのでアタックは2周だけしてピットに戻りました。マシンの動き的にはフロントは1mmの丸スタビを使っていたのでS字でフロントが抵抗になりスムーズに行けないと考え、予選はノーマルの平スタビをつけることにしました。

予選 1位
鈴鹿はタイヤの消耗が激しく特に右リアが痛むのでS字やヘアピンではタイヤを労わりながら走りました。レースの展開もよくスタートで逃げるとそれからは後ろとの間合いを見ながらタイヤを温存できました。決勝へ向けタイヤも残す事が出来、マシンのバランスもセットを変えたことにより良くなりました。

決勝 1位
予選でタイヤを温存していたので後半でのスピードでは負けないと思っていました。しかし中盤から後半にかけて後方から良いタイムで迫って来られたので、一瞬焦ったのですがタイヤがまだしっかり残っていたので攻められたタイミングでアタックし無事に抜かれること無く逃げることが出来ました。中盤でのタイムの伸びがなく苦しい展開だったので次のレースまでにドライバーを含め、マシン、エンジンのセットを見直します。また決勝後の右リアタイヤには熱によるブリスターが発生していたのでヘアピンでスライドさせすぎていたと思います。

今回もスポンサー様である「株式会社 SYNERGY 」様、チームの「LICE MOTOR SPORTS」様 のご協力のもと、素晴らしいシャーシを用意して頂き、このレースの為にエンジンもセットしてくれて万全な体制でレースが行えた事により優勝することが出来ました。これからも全戦優勝するという気持ちで戦っていきます。
ありがとうございました。

後輩の辺土名茶三海(チェスカ)も練習ではトップと遜色無いタイムで走行していたのですが、土曜日の午後から決勝にかけてのラバーの乗った路面に適応出来ずに中団に埋もれてしまい追い上げるのが難しくなってしまったレースだと感じました。レースウィークでのマシンのセットアップ、ドライビングを変えるという所ではメカニックさんの松下さんを通じてレベルアップしていると思いました。

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